治療における不安や苦痛を減らす工夫
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- リラックス出来る環境づくり
- 痛みという感覚は、置かれた環境や心理状態によって感じ方が大きく変わります。
普段気にならない程度の痛みが、緊張を強いられることによって非常に強く感じられることがあります。
そのため当院では明るい雰囲気づくり・リラックス効果があるBGM・アロマ・マッサージチェア等を、お子様には充実したキッズルームをご用意させていただいております。
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- 音への配慮
- 当院ではお子様や、音に対する恐怖心のある患者様には5倍速コントラという削る機械を使用しています。
この機械は削る時の「キーン」という嫌な音がしないため、音による恐怖心が軽減され患者様からご好評いただいております。
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- コードレスの呼び出しチャイム
- 歯科医院での治療中「痛い時は手を上げてください」と言われると思いますが、なかなか上げにくいものです。
当院ではそのために、すぐ押せる手持ちのチャイムをご用意しています。
麻酔注射時の痛みをおさえる工夫
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- 表面麻酔
- 表面麻酔クリームを事前に塗り、注射注入時の痛みを和らげます。
お子様でも嫌がらないように、バナナ味の麻酔薬を使用しています。
この薬のおかげで子供でも泣かずに治療を受けることが出来ています。
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- 極細針の使用
- 注射の針は細ければ細いほど痛くないものです。
当院では歯科麻酔針の中でも最も細い33ゲージというサイズの超極細針を使用しています。
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- カートリッジウォーマー
- 麻酔液を冷たい温度のままで歯ぐきへ注入すると、温度差が刺激となり痛みとなります。
このため当院では、ウォーマーで麻酔液を痛みが少ないとされている体温に近い温度37℃に温めて使用しています。
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- 電動注射器
- 電動注射器を使用すると麻酔薬注入時の圧力がコントロールされ、手ぶれなくゆっくりと麻酔液を注入出来るため、痛みを最小限におさえる事が出来ます。
治療中はもちろん、麻酔注射時の痛みを軽減するための取り組みをしています。
歯を削るのを最小限にとどめる工夫
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- 虫歯検知液の使用
- 虫歯部分だけを赤く(青の場合もあります)染めてくれる液体です。
検知液を使用することにより、虫歯部分とそれ以外の健康な部分の境界を正確に知ることができ、削る量を最小限に抑える事が出来ます。
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- エキスカベーターとエアースケーラーの使用
- 虫歯の90%程度は最初に機械で削りますが、必要以上に歯を削らないために、最後はエキスカベーターという器具を使って丁寧に手作業で虫歯をとっていきます。
その後、エアースケーラーという機械でクリーニングします。
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- 歯科拡大鏡の使用
- 拡大鏡を使うことで、高倍率で確認しながら治療が進められるため、削る量を最小限に抑える事が出来ます。
的確な診断と治療は再治療を減らす事にもつながります。